最新スマホに最新家電、最新テレビを毎回買い替えている人、危機感持った方がいいです。
侍マーケティングラボ所長です。
今回は、なぜ最新を追い求めるとお金が貯まらないのかについて解説していきます。
本来はいろんなものを買ってもらうのがマーケターの仕事なのですが、このブログを読んでくれている皆さんにはしっかりと資産形成をしてもらいたいため、あえてこのような記事を作成しました。
侍マーケティングラボではマーケティングのことだけでなく、貯金や節約など、みなさんの生活をよりよくするためのヒントも発信していきます!
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「最新」という名の病

文学作品みたいな見出しですが(笑)、現代社会には「最新」という名の病が蔓延しています。
Appleは毎年同じような見た目の新型機種をリリースし、大手メーカーは必要の無い機能をつけた新型機種を毎年リリースしています。
企業は毎年利益を出し続けなければいけないため、毎年新商品をリリースして、新商品を買うようにしています。
特に上場企業であれば株主を儲けさせる必要があるため、なおさら新商品をリリースし続けなければなりません。
つまり、最新型の製品が毎年出る理由は企業が儲けるためであり、あなたがわざわざ企業の思惑に付き合う必要はありません。
ですが人間はなんでも最新が好きなため、企業が儲けるために毎年開発している、今までのものと同じような最新型の機器を買ってしまうのです。
※企業が利益を追求することを否定しているわけではありません。
最新型のiPhoneをなぜ買ってはいけないのか
貯金したい人は最新型のiPhoneを買ってはいけません。
やや暴論に聞こえるかもしれませんが事実です。その理由を今から説明します。
例えば最新型のiPhone16の新品価格を見てみましょう。

iPhone16の新品価格は124,800円ですね。
貯金したい人が買うべきスマホの金額ではありません。
金額が高いため貯金したい人は買うべきでは無いということはもちろんですが、金額以外の面でも買うべきでは無い理由があります。
それは「型落ち、中古を使う」習慣を身につけて欲しいからです。
高いお金を出して最新型で新品のスマホを買うのではなく、多少スペックを落としても安いスマホを買う習慣を身につければ、周りの人と比べて圧倒的に蓄財ペースをあげることができます。
例えば、GEOのオンラインショップでiPhone12の中古の値段を調べてみました。

金額は40,480円となっており、先ほどのiPhone16と比較して約8万円も安く購入することができます。
「誰が使ったかわからないスマホなんてきたなそうで嫌だ!」と思うかもしれませんが、ちゃんとしたショップで購入すれば消毒やデータ消去も行なってくれているため、慣れれば問題ありませんよ。
また販売店によっては、返品や修理を無料で行ってくれる店舗もあるため、信頼できる店舗を選ぶことでリスクを最小限におさえることができます!
中古で買うことに慣れると貯金が増える

ものを買うときに、なんでも新品で購入していませんか?
新品で購入するともちろんお金が減ります。
貯金を増やしたい方は、中古で購入することに慣れてください。
例えば、私は家にダブルベッドを置いて寝ているのですが、amazonで新品価格を調べてみると金額は21,440円でした。

私はもっと安く買いたいと思ったので、近くの中古家具店で8,000円で購入しました。
(マットレスは流石に新品を購入しました)
同じ買い物をしても、1万円以上節約することができました。
また、私は新車は購入しないことにしています。
理由としては金額が純粋に安いことと、新品は価格プレミアムが乗せられているからです。
例えば私は、3年前に20万円で中古のバイクを購入しました。
当時走行距離が9,000kmでほぼ新品だったのですが、隣に置かれていた全く同じ車種の新車と比べて10万円も安く購入できました。
ほぼ新品のバイクを安く購入できた理由として、新車には価格プレミアムが存在するからです。
新車には1~3割程度の価格プレミアムが付与されています。
これにより、車が一度だれかの手に渡った時点で、1~3割程度の値下がりを起こすことになります。
よって、新車を買うということは、それだけ割高な金額を払う必要があるということですね。
もちろん中古車や中古バイクを購入する際には、ある程度の目利きやメンテナンススキルも要求されますが、色々調べながら勉強するのも楽しいですよ。
試しに、次にものを買うときは中古で購入してみてはいかがでしょうか?
世間一般に合わせると貯金できない

新品のスマホを買う、新車に乗る、マイホームは新築で建てる
などの世間一般の常識に合わせると絶対に貯金はできません。
これらの世間一般の常識は、スマホメーカーや車メーカーが儲けるために考えだされ、世間一般の常識として浸透させられています。
メーカーは、あなたに新しい商品を買ってもらわないと利益が出ないため、どんどん新製品を出して今までの製品を使い捨てさせようとします。
ハウスメーカーはその最たるものです。
令和6年の新設住宅着工戸数は79.2万戸(日本住宅新聞より)というデータがあります。
少子化&900万戸の空き家があると言われている、この今の日本でですよ。
もちろん日本は湿度が高く地震が多い関係上、住宅が長持ちしないという性質があるため新築物件が好まれるという傾向もあるのですが、ハウスメーカーが作り出した「新築マイホームを持って一人前」という風潮による影響も大きいはずです。
周りの同年代と比べてもっと貯金したいと思う方は、まず世間の常識とされているものを疑ってみること、そしてあなたが思っている普通が、実はとても高いハードルであることを覚えておいてください。
最後に
今回の記事では、貯金したい人は「最新・新品」を追い求めるべきではないという話題について、お話していきました。
なんでも最新がいい新品がいいと考えて、新品の商品ばかりを買っていると、もちろんお金は貯まりません。
ですが日本に生きている以上、これは仕方のないことであるのも事実です。
貯金したいと思っている方は、まず「型落ち・中古」を積極的に活用するようにしてみてください。
最初は嫌かもしれませんが、慣れると何も気にならなくなりますよ。
お疲れ様でした!
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