【検索意図を考える】ユーザーのクエリを予想する方法

検索意図サムネ

こんにちは!侍マーケティングラボの所長です。

SEOやwebマーケティングを実施するにあたって、ユーザーがどんな検索クエリであなたのコンテンツを検索するかを予測することは非常に重要です。

予測したキーワードを対策するためにコンテンツを作成するのが、基本的なキーワード対策の流れになります。

今回はユーザーがどんな意図や検索クエリであなたのコンテンツを探しに来るのか、予測する方法についていくつか解説していきます!

ぜひ楽しんで最後まで読んでいってください!

検索クエリって何?という方は「【5分でマスター】ブログ運営でよく目にする用語を一気に解説」を先に読んでみてください。
ブログ運営を行う上でよく使われる用語をわかりやすくまとめています!

検索クエリの予測方法

how to

検索クエリの基本的な予測方法は、以下の3つを抑えてもらえれば十分です。

  • サジェストを活用する
  • キーワードプランナーを活用する
  • クエリの意図を考える

サジェストを活用する

Googleの検索画面に何かキーワードを入力してみると、勝手にキーワードが追加されますよね。
これをサジェスト機能やオートコンプリート機能と呼びます。

オートコンプリート例
サジェスト機能を使った例。予想キーワードが勝手に出てくる

サジェスト機能を使うと、入力した検索キーワードに対して関連性の高いキーワードが自動的に表示されます。

サジェストに表示されるキーワードはGoogleが過去の検索履歴などのシグナルを用いて予測したものなので、表示されているキーワードを確認することで確度の高い予測をすることが可能です。

サジェストを使うメリットとしては、お手軽で時間がかからないこと。
登録不要で簡単に利用できるため、誰でも今すぐに始めることができます。
デメリットとしては、検索ボリュームについてはわからないことが挙げられます。

「上に来ているキーワードの検索ボリュームが多いってことじゃないの?」と勘違いしがちですが、実は違います。

予測入力と Google トレンドの違い

予測入力は時間を節約する機能ですが、その仕組みは複雑です。単純に、特定のトピックで最もよく使われるクエリを表示するわけではありません。したがって、Google トレンドとは別物であり、Google トレンドと比較すべき対象ではありません。

引用:Google の予測入力候補の仕組み

↑はGoogle公式が発表している解説です。
サジェストで上の方に来ているから検索数が多いわけではないということですね。

検索ボリュームについて知りたい方はGoogleトレンドという機能を使うか、次の項目で説明するキーワードプランナーを使ってみてください!

キーワードプランナーを使う

キーワード毎の検索ボリュームを調べたい方は、キーワードプランナーを使ってみましょう。
キーワードプランナーはGoogleが公開しているキーワード調査ツールで、Google広告アカウントさえあれば誰でも無料で使うことができます。

Google広告アカウントの作り方はまた別の記事で紹介するので、そちらも合わせて確認してみてください!

キーワードプランナーを使うと、「月間平均検索ボリューム」という指標を確認することができます。
リスティング広告を出稿していない場合はだいぶ曖昧な数値が出てきますが、このままでも特に問題はありません。

キーワードプランナースクショ
「SEO」というキーワードを入れて検索してみた例。

この月間平均検索ボリュームを確認して、キーワードを選定していくことが実は結構重要なのです。
検索ボリュームが多すぎても競合が強く、上位表示が難しくなります。
逆に少なすぎる検索キーワードで上位表示をしたとしても、ユーザーのサイトへの流入は少なくなります。

ブログ初心者の皆さんは、この検索ボリュームが「1000~1万」になっているキーワードを狙って対策していくことをお勧めします。

キーワードプランナーの詳しい使い方については、「【有料級ツール】キーワードプランナーの使い方を覚えよう!」でも解説しているので、合わせて読んでみてください!

クエリの意図や背景を考える

team

これまでは主にツールの紹介と、ツールの使い方についての説明でしたが、最後は自分で考える方法について説明をします。

クエリの意図や背景を考えることはかなり重要です。
例えば「SEO」という検索クエリがあったとした場合、「SEOについて知りたい」という検索意図があると考えられます。

もう少し踏み込んで考えてみましょう。「SEO ブログ」や「SEO キーワード」で検索している場合、おそらくブログ初心者がSEOの基本的な部分を知りたくて検索しているのではないかと考えられます。

「SEO ブログ」についてはSEOについて書かれているブログを調べているのか、ブログの用語としてのSEOについて調べているのかの2パターン考えられますね。
前者であれば初心者~中級者レベルの人、後者であれば入門レベルの人が検索していると予想できます。

クエリの意図や背景を考えた後に、どのターゲットに向けてコンテンツを作成していくのかを決定します。

例えばターゲットが初心者であれば、初心者が必要そうな情報を網羅的に解説すると良いですし、ある程度経験者がターゲットなのであれば、基本的な説明は省いて専門的な情報を詳しく伝えてあげられると良いですね。

効果的なターゲットの考え方については「【プロが教える】ブログのターゲットの決め方」で解説しています。

最後に

ユーザーのクエリを予想する方法としては、ツールを使う方法と自分で考察する方法の2パターンがあります。

まだ慣れていない最初のうちは考えるよりもツールを使ってユーザーのクエリを確認しましょう。
対策するクエリが、データとして裏付けされているかどうかを確認するだけで全然違いますよ。

少しレベルが上がってきて、ユーザーの意図を考察する余裕が出てきたら、ユーザーの意図を考えてコンテンツを作成するやり方も試してみてください!

今回の記事があなたのブログ運営の役に立てば幸いです!

お疲れ様でした!
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ABOUTこの記事をかいた人

2024年3月にSEOやリスティング広告等のマーケティング会社を設立。 元サイバーエージェントグループでSEMマーケティングを経験 入社3カ月で社内表彰、コンサルを担当したWEBメディアではPVを約10倍に伸長。 担当したweb広告ではクライアントの在庫が無くなるほどCVを獲得し、 「これ以上は在庫が無くなるので改善しなくて結構です」と嬉しい悲鳴を頂いたことも