こんにちは、侍マーケティングラボの所長です。
ブログ初心者の皆さん、キーワード分析はしているでしょうか?
「初心者はロングテールキーワードを狙え!」とは度々説明していますが、具体的にどんなキーワードを選べばいいかって難しくないですか?
今回の記事ではロングテールキーワードの分析方法、そして具体的な選び方を現役WEBマーケターの私が解説していきます。
ぜひ最後まで楽しみながら読んでいってください!
この記事を書いた人
侍マーケティングラボ所長
侍マーケティングラボの所長
2024年3月にSEOやリスティング広告等のマーケティング会社を設立。
元サイバーエージェントグループでSEMマーケティングを経験
入社3カ月で社内表彰、コンサルを担当したWEBメディアではPVを約10倍に伸長。
担当したweb広告ではクライアントの在庫が無くなるほどCVを獲得し、
「これ以上は在庫が無くなるので改善しなくて結構です」と嬉しい悲鳴を頂いたことも。
ロングテールキーワードの探し方

それでは早速ロングテールキーワードの探し方を説明します。
キーワードの探し方は非常にシンプルです。
キーワードを集める→データにする→キーワードを分類する→対策するキーワードを決める
という順番で行っていきます。
「そもそもロングテールキーワードってなに!?」という方は、先に「ロングテールキーワードとは?具体的な探し方も紹介!」を読んでみてください。
ロングテールキーワードについてわかりやすく解説している記事なので、5分も読めば完璧に理解できますよ
ロングテールキーワードを探す際は、キーワード調査ツールを使います。
調査ツールはなんでもいいのですが、当ブログではアクセストレードのキーワード調査ツールをおすすめしています。
ですので解説では、アクセストレードのキーワード調査ツールを前提として解説していきます。
もちろん他の調査ツールでも問題なく探すことができるので、安心してくださいね!
※詳細はこちらをご覧ください
まずはキーワード調査ツールを開きます。
次に、任意のキーワードを検索欄に入力します。
今回は「ロングテールキーワード」というキーワードを入力してみました。

このように、キーワードの一覧が出てきましたね。
このままでは少し分析しづらいので、加工がしやすいようにcsv形式でダウンロードしてみましょう。
「一括ファイルダウンロード」をクリックしてください。
※csv形式のファイルはエクセルで開くことができます。もし持っていない方はスプレッドシートでも大丈夫です。

ダウンロードしたファイルをエクセルで開くと、このようなデータが表示されます。
いまからこのデータを使って、キーワードを探しやすい形に加工していきましょう

キーワードのデータを加工する
データの加工といっても、非常に簡単です。
検索ボリュームと書いてある列の右に、「フラグ」という列を追加してください。
それぞれのキーワードにフラグ立てをして、どんな記事を作るべきかを判断するのがこの工程の目的です。
「フラグ」列に、サジェストワードの検索意図を記入していきます。
検索意図は大まかに分けて以下の3つに分類できます。
- 情報収集系:「~とは」「~わかりやすく」など。
情報を得たいという検索意図 - 行動系:「~やり方」「~方法」など。
実際に行動を起こそうとしている - 購入・サービス検討系:「~おすすめ」「~クチコミ」など。
商品購入やサービス利用を検討している
それぞれのキーワードの検索意図を、以下のようにざっくりと分類してみました。

キーワードの分類が終わったら、リストを分かりやすいところに保存しておきましょう。
検索キーワードの意図を分類するのは少しめんどくさいですが、作成したキーワードリストは資産性があるため、いまのうちからやっておくと後々楽になります。
※分類するのがめんどくさいという人のために、検索意図を自動で分類してくれるツールを作成しました!
分類したキーワードをもとに記事を作成していく

先ほどまでの項目でキーワードデータの入手と、キーワードの分類が完了しました。
次は対策するキーワードを決めて、それをもとに記事を作成していきましょう。
どのキーワードを対策するか決める前に、どの検索意図に対してどんな内容の記事を書くべきかを説明します。
情報収集系の検索キーワードで検索しているユーザーは、検索しているものに関しての情報を知りたがっていると考えられます。
よって解説記事やレビュー記事を作成すると良いでしょう。
例:「ロングテールキーワードとは?具体的な探し方も紹介!」
行動系の検索キーワードで検索しているユーザーは、検索しているものに関して実際に行動を起こそうとしていると考えられます。
よって、詳しいやり方を説明したり、ハウツー記事を作成することがおすすめです。
例:「SEOに強いブログタイトルの付け方を伝授します」
購入・サービス検討系のキーワードで検索しているユーザーは、商品購入やサービス利用を検討している場合に使われます。
よって、商品レビューや比較記事を作成してあげると効果的でしょう
どの記事を作成していくかについては、あなたが書きたい・書きやすいと思う記事から書いていくことがおすすめです。
書きたい記事を書いているほうがモチベーションも保ちやすいですし、興味があるコンテンツのほうが熱量のある記事を書くことができます。
結果的に読者の感情を動かす良質なコンテンツを作成することができるため、効果的にブログのPVを増やすことができますよ。
ロングテールキーワードを探すコツはある?
最後に私が実践している、ロングテールキーワードを探すコツを共有します。
それは「3トークン以上のキーワード」を見つけるという方法です。
トークンというのは、スペースで区切られた単語のことを指します。
たとえば、「ロングテールキーワード 探し方 コツ」というキーワードであれば「ロングテールキーワード」、「探し方」、「コツ」の3つの単語が含まれているので、3トークンのキーワードとみなすことができます。
3トークン以上のキーワードを見つけるメリットとしては、ニーズが細分化されていることが挙げられます。
トークンが多くなれば、それに伴ってユーザーのニーズも深くなっていきます。
ですので、そのニーズに特化した専門的な記事を書くことで、ニーズに対応することができ、サイトの専門性を向上させることが可能です。
専門性のあるサイト作りをすることでユーザーの役に立つサイトとして、外部リンクを獲得しやすくなります。
その結果Googleからの評価も上がり、検索結果の上位表示を目指すことがより簡単になります。
最後に
ロングテールキーワードの探し方はとても簡単です。
ツールを使ってキーワードを集め、ユーザーのニーズをもとに分類します。
分類したキーワードを元にどんなコンテンツを作成するかを決め、記事の作成を行います。
この流れを繰り返し行っていくことで、少しづつ検索結果の上位に表示できる記事が増えていきます。
特にドメインパワーが低いうちは、ロングテールキーワードを積極的に活用していくことがとても重要になります。
今回紹介したツール以外にも、ラッコキーワードやキーワードプランナーといった無料ツールがあるため、ぜひあなたにあったツールを使って、あなただけのキーワードを見つけ出してくださいね!
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