クロール頻度と投稿頻度の関係性|クロール頻度の上げ方も解説!

クロール頻度サムネ

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侍マーケティングラボ所長

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侍マーケティングラボの所長
2024年3月にSEOやリスティング広告等のマーケティング会社を設立。
元サイバーエージェントグループでSEMマーケティングを経験
入社3カ月で社内表彰、コンサルを担当したWEBメディアではPVを約10倍に伸長。
担当したweb広告ではクライアントの在庫が無くなるほどCVを獲得し、
「これ以上は在庫が無くなるので改善しなくて結構です」と嬉しい悲鳴を頂いたことも。

こんにちは!侍マーケティングラボの所長です。

当ブログではSEOを実施するにあたってクロールの重要性を伝えてきました。
まずはコンテンツをクロールさせて、そこからインデックス登録され、その次に検索結果に表示されるからですね。
これはとても重要なので何度もブログで説明していきますよ

コンテンツが更新された事をGoogleに伝えるため、サイトがクロールされるのは作成された時のみではなく、Googleが定めたタイミングに応じてクロールが行われます。

クロールされるタイミングはサイトによって異なりますが、ある程度はサイト運営者の方でも管理する事が可能です。

というわけで今回はサイトがクロールされる頻度がどのように決められるのか、またクロールの頻度はどのくらいが最適かについて説明していきます!

なおこの記事はGoogle公式の見解を元に分析し作成しています。

クロールについて全くわからない方は、先にクロールについての解説記事を読んでから戻ってきてくださいね!

クロールの仕組サムネ

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なぜクロールは一度のみじゃないのか

why

なぜクロールは一度のみではなく定期的に行われるのでしょうか?

理由はとても簡単です。
サイトの更新をGoogleに伝えるため」です。

例えばブログを投稿した場合サイトに投稿したページが追加されます。
ブログ以外のホームページでも、リリース情報やニュースなどを更新する事があると思います。

そのようにweb上にあるコンテンツは日々変化していくため、定期的にクロールして内容を把握する必要があるのです。

ユーザーからしてもなるべく最新の記事が検索結果にでてくる方が便利なので、最近更新された記事が検索結果にでてくるようにしておきたいというのがGoogleの考えでしょう。

クロールの頻度が重要な理由

クロールの頻度とコンテンツの更新頻度はなるべく近い方が嬉しいのですが、その理由はわかるでしょうか?
少し考えてみてください。

疑問 熊

答えは「追加したブログ記事を検索結果に表示させたいから」です。
月に10本記事を追加していくとして、月に1回しかクロールされないのであれば更新したブログがインデックス登録されて検索結果に反映されるのも月に1回です。

月に10本記事を更新していっているにもかかわらず、月に1回しか検索結果に反映されないのでは機会損失が生じますよね。

このことから、記事の更新頻度とクロールの頻度をなるべく合わせてあげる事がSEOにとって重要な事がわかりますね。

クロールの頻度はどうやって決まるの?

記事の更新頻度とクロールの頻度を合わせた方がいい」と先ほど説明しましたが、クロールの頻度はどのように決定されるのでしょうか?

クロールの頻度は様々な要因によって決定されますが、主に考慮されるのが更新頻度とサイトの品質とされています。

つまりできるだけ高い品質の記事を定期的に更新する事が重要であると考えられます。

ここからは私の考察になりますが、Googleは過去の更新頻度や既存の記事の品質を機械学習し、クロール頻度を決定していると考えています。

なので更新頻度が不定期である場合はクロール頻度と投稿頻度を合わせる事が難しくなると考えられます。
よって、できるだけ週1本や週2本など定期的に記事を更新すると決めて、できるだけ予定と忠実に記事を更新していくことが効果的なのではないかと考えています。

また過去の記事をリライトして品質を向上させることも、クロール頻度を増加させる効果があると考えられます。

高品質なコンテンツを作成するために必要なことはまた別の記事で説明しているため、そちらもあわせて確認してみてください!

クロール頻度が検索順位に及ぼす影響は?

seo

今まではクロール頻度の重要性と、クロール頻度がどのように設定されるかを説明してきました。
この項目では、クロール頻度が検索順位にどのような影響を及ぼすのかを説明します

結論から言うと、クロールの頻度が上がったからといって直接検索順位が向上するなどの効果はありません

しかしより多くの記事をクロールさせることで、様々なコンテンツを検索結果に表示させる機会を増やすことが可能になります。
結果的にユーザーの目に触れる機会が増えることに繋がるため、サイトへのアクセス数を増やす上で重要な施策であるという事ができます。

クロール頻度を上げるためにできることはある?

クロール頻度を上げるためにできることはあるのでしょうか?
結論から言うとあります。

  • サイトマップの送信
  • 内部リンクの見直し

をメインに行なっていきましょう。

サイトマップを送信する

サイトマップとはあなたのサイトの構造をデータにしたもので、送信するとGoogleのクローラーに対してヒントを与えることができるようになります。

またサイトマップの設定で、どのくらいの頻度でクロールを行ってほしいかを指定することが可能です。
これはあくまでもヒントですので、必ずサイトマップに書いた通りの頻度でクロールされるわけではありませんが、指定しておいて損はありません。
必ず指定しておきましょう。

※指定方法へのリンクを挿入

サイトマップを作成するメリットがあるのは、クローラにとって負担がかかる大規模サイトだけだと誤解しがちですが、実は個人ブログ、ひいては開設初期のサイトにとっても大きなメリットがあります。

開設初期のサイトは外部リンクを獲得していない限り、Googleのクローラーから認知を受けるまでに時間がかかります。

ですので通常は検索エンジンからの流入を獲得するには時間がかかるのですが、サイトマップを送信することでGoogleに情報を渡してあげることができ、クロールされる可能性が高まります。
それに伴ってインデックス登録・検索結果への表示が行われるため、ブログへの集客を早く行うことができようになりますよ。

サイト開設初期には必ずやっておきたい施策なので、マストで行うようにしてください!

サイトマップの送信方法や、具体的な作り方については「開設初期の強い味方!サイトマップを送信しよう!」をご覧ください。
たった5分あなたの時間を投資するだけで、今後のあなたのサイトの成長度速度が大きく変わりますよ。

内部リンクを見直す

内部リンクを見直すこともクロール頻度を向上させるためには重要です。

Googleのクローラは、内部リンクを通ってあなたのサイトをクロールしていきます。
クローラが血液だとすると、内部リンクはいわば血管のような物ですね。

人間も血管が張り巡らされているように、サイトにも内部リンクを張り巡らせる必要があります。
特に新しく作成した記事には、必ず他の記事から内部リンクを設定するようにしてください。

また、収益ページなどの重要なページに沢山の内部リンクを設定してあげることで、クローラが「このページは重要なんだな」と判断し、そのページへのクロール頻度が上昇する可能性があります。

内部リンクについては「意外と知らない内部リンクと外部リンクについて解説」で詳しく解説しています。
ぜひ合わせて読んでみてください!

まとめ

ここまで読んでくれてありがとうございました!

クロールの頻度とコンテンツの投稿頻度を合わせてあげることで、新しいコンテンツをすぐに検索結果に表示させることが可能になります
クロールの頻度はコンテンツの投稿頻度と品質が関係しているとされていますので、定期的にコンテンツを更新してあげることと、高品質なコンテンツを投稿する事が重要です。

クロールの頻度を増やすことで直接検索結果の順位に影響を及ぼすことはありませんが、新しいコンテンツをどんどん増やしていくことで、よりユーザーの目に触れる機会を増やすことができます!

あなたもぜひこの機会にクロールの頻度について見直してみてください!

お疲れ様でした!
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