IT経営者がデジタルデトックスをやってみた結果・・・

私はwebマーケティングやweb開発を生業としているIT経営者(笑)なのですが、常々感じていることがあります。

「スマホって明らかに脳に悪影響だよね」

こんな、IT経営者の風上にも置けない思想を持っている私ですが、別に逆張りをしているわけではなく、本当にそう感じているんです。

というのも、朝スマホを使った日は明らかに仕事に対するやる気やモチベーションが下がりますし、思考に霧がかかったような状態になってしまうことが多いんです。

そこで、今回は私なりにデジタルデトックスを行ってみた結果を皆さんにご紹介します。
結論から言うと、いい効果しかないと思ったので、この記事を最後まで読んでぜひ試してほしいです。

今回行ったデジタルデトックスの方法は？

今回は、「スマホの画面を1週間白黒にする」という方法でデジタルデトックスを行いました。
流石に仕事もあるので(働かないと収入が途絶える)、1週間山籠といった方法はできません笑。

それだけかよ！

と思う人もいるかもしれませんが、この方法は誰にでも今すぐできるお手軽な方法なので、この記事を読み終わった後の皆さんでも実践できますよ。

やり方はこうです(iphoneの場合)

設定→アクセシビリティ→画面表示とテキストサイズ→カラーフィルタ→グレイスケールを選択

スマホの画面を白黒にしたらどうなった？

正直、やってみて驚きました。
スマホの画面を白黒にしただけで、こんなにスマホを触りたくなくなるんだ。

例えばYoutubeやInstagramのショート動画を見ても、白黒なので全然面白くありません。
ネットサーフィンをしても全然面白いと感じないので、スマホを触りたいという気持ち自体がかなり薄れました。

ショート動画が脳に悪影響を及ぼすことはみなさんも薄々感じていると思いますが(論文で科学的に証明されている)、スマホの画面を白黒にするだけで簡単に防ぐことができるんですね。

【警告】あなたの集中力が失われるショート動画の「隠れた悪影響」とは？

2025年7月7日

以前はトイレに行く時もスマホを持っていって動画を見たりしていたのですが、今は壁に貼ってある英単語を読むようになりました。

デジタルデトックスを行って得たメリット

今回は、画面を白黒にするという方法でデジタルデトックスを行ってみました。
一番効果を実感したことは、「時間が長く感じる」ことです。

普段暇な時にはスマホで動画を見たりしていたので、スマホを触らなくなるととても暇に感じるんですよね。

逆に、「普段時間がないと思っていたのに、こんなにたくさんの時間があるんだ」とも感じさせてくれました。

時間がないという話題に関しては「【結果を出す】ポルノ禁をして人生を好転させよう！」という記事でも解説しましたが、人生を変えるためにはおよそ1000時間を投資する必要があると言われています。

誰もが人生を変えたいと思っていますが、同時に「1000時間も時間を確保できない」と言い訳をしています。

ですが、スマホを触る時間を2時間減らすだけで、人生を変えるための時間を作ることができるんです。
毎日2時間自分のために使えるとしたら、約2年で1000時間を達成することができます。

毎日ダラダラスマホを見るか、2年後に人生を大きく変えるか、あなたはどちらの人生がいいと思いますか？

画面を白黒にしたデメリットは？

実は画面を白黒にしたことによるデメリットもあります。
それは、「webサイトが使いにくい」ことです。

多くのサイトではユーザーが使いやすいようにするための色使いをしています。
例えば、「はい」と「いいえ」のボタンがあるとすれば、「はい」のボタンに色が付いていて、より押しやすくなるといった工夫ですね。

これをUI設計というのですが、画面が白黒になっていると、色使いによるUI設計が全く機能しなくなります。
この状態でwebサイトを使っていると、どっちの選択肢を選ぶのかが直感的にわかりにくいため、webサイトを使う時に時間がかかってしまうことがデメリットとして挙げられます。

とはいえ、これはメリットの裏返しでもあると思います。

例えば、いわゆるダークパターン(例:インターネットサイトで買い物をしたら、月額のサブスクリプションに加入するボタンが青くなっているので、流れで使っていると知らない間に加入してしまう)に引っ掛かりにくくなりますし、自分の頭で考えながらwebサイトを使えるようになると思えば、そこまで悪くありません。